CLTの端材にキャスターをつけました。重たいはずのCLTが床の上をスーッと動く。それは見ているだけで楽しいものです。動く木のカタマリがあったら、その上できっといろんなことができるはず。あなたなら、どんなことがしたいですか？
30x90x9cmの端材が、工場から定期的にでるとのことです。厚さが9㎝もあるので、少々のことではたわみません。このCLT片に30㎝間隔のグリッドを引き、穴を掘り込みました。様々な家具モジュールを接続できるようにするためです。
土台となるCLTの大きさは2種類。用途に合わせて選べ、同じ接続穴を持っています。この接続穴にあわせてオリジナルのユニットを考えてみましょう。何を載せていいかわからない場合のために、ベーシックなモジュールも用意しました。DIYできる環境にない、もしくは一から考えるのが難しいという場合でも、様々な組み合わせを楽しむことができます。
このプロジェクトの核は、CLTの土台です。その上に載る様々な家具はむしろ、様々な用途、作り手、素材に開けているべきでしょう。私たちはこのアイデアをクリエイティブコモンズとして公開し、多くの人に積極的に利用してほしいと考えています。
もし作りたくなったのなら、小見山研にご一報ください。CLTの土台を用意します。もし良いアイデアが思いついたのなら、お寄せください。名前をクレジットの上、コレクションに入れます。いつか、商品化できるかもしれません。
アイデアはありますが、製造と流通がまだ確立していません。もちろん、私たちが一度限り制作する、ということはできます。しかし持続的に供給できる仕組みがないうちは、本当に有意義だとは言えないでしょう。作ることに馴染みのない人も含め、あらゆる人に届く形にしたい。そのためにはやはり、様々な仲間が必要です。興味なかったはずの人がただ面白がってくれる仕組みがあれば、より良いでしょう。そのような考えに基づき、CoLoTのWebサイトも用意しています。
Since we have started this project very recently, we haven't find the manufacturer. Of course, we, or you, can make them by own hand. But not all the pepole are capable of making things that really works. What we want to do is "to spread the idea across ANY kind of people". That's why we need someone who can materialize them as products, and why we made this website.
If you are interested in this project, please let us know. Make it happen together!
https://nciv-design.com/pj/colot_official
@Kyoto University
/Department of Architecture and Architectural Engineering
/Komiyama Lab.(so called "komiyamaken")
